現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > プジョー、新型E-5008を欧州で発表。PHEV、MHEVもラインナップに

ここから本文です

プジョー、新型E-5008を欧州で発表。PHEV、MHEVもラインナップに

掲載 更新
プジョー、新型E-5008を欧州で発表。PHEV、MHEVもラインナップに

2024年3月20日、ステランティスN.V.傘下のプジョーは、新型E-5008を発表した。従来型に比べボディサイズが拡大、3列シートの使い勝手の良いSUVである当モデルは、ChatGPTの搭載など注目を集めている。

使い勝手の良さと所有欲が刺激されるデザインが魅力
2025年にラインナップのすべてのモデルにEVが加わる予定のプジョーは、事前に予告していた新型E-5008を発表。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

しかし、今回の発表ではEVモデルだけではなく、1.6L直4ターボエンジン(150ps)とモーター(125ps)を組み合わせたPHEVモデルと、1.2L直3ターボ(136ps)の48VMHEVモデルもラインナップされることが明らかになった。

新しいプジョー E-5008は、ステランティス STLA-Mという新しいステランティスのプラットフォームが採用されたモデルで、全長4791mm、全幅1895mm、ホイールベース2901mmと従来型に比べ一回り大きくサイズアップを果たしている。

全幅が1900mmまでに抑えられているため、3列シート、7人乗りのモデルの中では大きすぎないシルエットに収まっている印象だ。

グリルとボディが一体となった特徴的なフロントには、デイライトが縦に3本入っており、近年のプジョーらしさが際立ったものに。複雑なラインが入りながらも綺麗にまとめられており、他のメーカーには見られない独自性のあるフロントは健在だ。

サイドはシンプルに平行にラインが走っているが、プレスラインは特徴的で、複雑なラインが入り立体感が生まれている。細部の作り込まれたデザインが7人乗りのサイズ感を感じさせないものになっている。

サイズアップにより車内空間、収納スペースが充実。3列シートが展開された車内はフルフラットにすることも可能で、車中泊はもちろん、荷物が嵩張る旅行先でも重宝する収納力を誇る。

インテリアで目を奪われるのが21インチワイドスクリーンによるプジョー i-コックピット。スクリーン下のライティングによりダッシュボードの上に浮かぶようなデザインとなっている。

i-コックピットを構成するコンパクトなステアリングホイールも大幅に改良されたステアリングホイールは中央クッションは小さくなり、ステアリングホイールのスポークから「分離」されている。ダッシュボード上のパノラマスクリーンを思わせる浮遊効果が得られるという面白い造りになっている。

また、新型E-5008にはChatGPTが搭載されている。プジョーiコネクト アドバンスドシステムと音声認識の最適化により、「OK PEUGEOT」と呼び掛ければ、対話による調べものや、友だちとクイズができるなど多彩な使い方が可能。ドライブ中の過ごし方や楽しみ方に幅が広がりそうだ。

他にもナビや渋滞情報などの運転に必要な情報はもちろん、暖房および空調機能、電話が可能。

先進運転支援システムのドライブアシストプラス2.0、車両周囲を映し出す「VisioPark 360°」、高速道路を走行中にウインカー操作をすることで車線変更を支援する「セミオート レーンチェンジ」など運転をサポートしてくれる新機能が採用している。

海外では2024年秋の発売を予定されている新型プジョー E-5008 。日本での販売はまだ未定だが、ステランティスN.V.はグループで7台のニューモデルを販売することを明言している。グループとして日本市場にも意欲的なところを見ると、日本での発売も期待できるのではないだろうか。

[ アルバム : プジョー E-5008 はオリジナルサイトでご覧ください ]

こんな記事も読まれています

「正常進化」で富裕層をさらに誘惑 メルセデス・ベンツGクラスへ試乗 3L直6ディーゼルがベストフィット
「正常進化」で富裕層をさらに誘惑 メルセデス・ベンツGクラスへ試乗 3L直6ディーゼルがベストフィット
AUTOCAR JAPAN
【10年ひと昔の新車】BMW 6シリーズ グランクーペのサイズを感じさせない走りは、さすがだった
【10年ひと昔の新車】BMW 6シリーズ グランクーペのサイズを感じさせない走りは、さすがだった
Webモーターマガジン
モーガンとピニンファリーナのコラボモデル「ミッドサマー」は、2024年夏のグッドウッドで初公開!
モーガンとピニンファリーナのコラボモデル「ミッドサマー」は、2024年夏のグッドウッドで初公開!
Webモーターマガジン
日産「サムライ顔」SUVを英で生産開始! 新型キャシュカイ、約600万円から 和風デザイン採用
日産「サムライ顔」SUVを英で生産開始! 新型キャシュカイ、約600万円から 和風デザイン採用
AUTOCAR JAPAN
日産新型「商用バン」登場! “次期型エルグランド”風マスクがカッコイイ! 斬新グリル&ライトの新型「インタースター」約600万円から 仏で発売
日産新型「商用バン」登場! “次期型エルグランド”風マスクがカッコイイ! 斬新グリル&ライトの新型「インタースター」約600万円から 仏で発売
くるまのニュース
いい音を楽しみたい! パイオニア製サウンドシステムが、トヨタ 新型車ランドクルーザー250シリーズの「10 スピーカーサウンドシステム」に採用
いい音を楽しみたい! パイオニア製サウンドシステムが、トヨタ 新型車ランドクルーザー250シリーズの「10 スピーカーサウンドシステム」に採用
Webモーターマガジン
400万円未満! トヨタ新型「“SUV”ミニバン」発表! 「欲しい」反響多数 タフ顔&高級内装で標準装備モリモリ「イノーバ ハイクロスGX O」印に登場
400万円未満! トヨタ新型「“SUV”ミニバン」発表! 「欲しい」反響多数 タフ顔&高級内装で標準装備モリモリ「イノーバ ハイクロスGX O」印に登場
くるまのニュース
スズキの個性派軽SUV「ハスラー」に、タフなデザインに仕上げた「ハスラー タフワイルド」を新設定。快適装備充実の仕様変更が嬉しい!
スズキの個性派軽SUV「ハスラー」に、タフなデザインに仕上げた「ハスラー タフワイルド」を新設定。快適装備充実の仕様変更が嬉しい!
Webモーターマガジン
英国「最安」ハッチバック ヤリスやクリオのシェア侵食? 2代目MG 3へ試乗 1.5L HVで194ps
英国「最安」ハッチバック ヤリスやクリオのシェア侵食? 2代目MG 3へ試乗 1.5L HVで194ps
AUTOCAR JAPAN
【新型クラウン タイプ別解説】伝統的スタイル 「セダン」
【新型クラウン タイプ別解説】伝統的スタイル 「セダン」
月刊自家用車WEB
新型MINI COUNTRYMAN S ALL4はCセグのクロスオーバーでMINI味が薄まりBMW味が濃くなっていた【試乗記】
新型MINI COUNTRYMAN S ALL4はCセグのクロスオーバーでMINI味が薄まりBMW味が濃くなっていた【試乗記】
Auto Prove
ホンダ フリード【1分で読める国産車解説/2024年最新版】
ホンダ フリード【1分で読める国産車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
BMWのニューコンセプトモデル「スカイトップ」がワールドプレミア。「503」、「Z8」由来のオープン2シーター
BMWのニューコンセプトモデル「スカイトップ」がワールドプレミア。「503」、「Z8」由来のオープン2シーター
Webモーターマガジン
ホンダ「新型・最上級セダン」登場! 全長5m超えの“ラグジュアリー空間”を体感!? 1700km走って分かったコト
ホンダ「新型・最上級セダン」登場! 全長5m超えの“ラグジュアリー空間”を体感!? 1700km走って分かったコト
くるまのニュース
日本導入はある!? ちょうどいいVWのSUV『タオス』、初の大幅改良でデザイン大刷新へ
日本導入はある!? ちょうどいいVWのSUV『タオス』、初の大幅改良でデザイン大刷新へ
レスポンス
ランボルギーニ初のプラグインハイブリッド スーパーSUV「ウルス SE」を日本初公開!
ランボルギーニ初のプラグインハイブリッド スーパーSUV「ウルス SE」を日本初公開!
Webモーターマガジン
デュアルモーターの4輪駆動で劇的な進化を遂げたテスラ「モデル3」の完成度
デュアルモーターの4輪駆動で劇的な進化を遂げたテスラ「モデル3」の完成度
@DIME
レクサス新型「最高級ミニバン」1500万円の“6座仕様”発売! なぜ“4座仕様”より500万円も安いのか?
レクサス新型「最高級ミニバン」1500万円の“6座仕様”発売! なぜ“4座仕様”より500万円も安いのか?
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

580.6622.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

30.0538.0万円

中古車を検索
5008の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

580.6622.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

30.0538.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村